ちゃす。
今までは、入社時に会社から勧められたし、ほなら加入しよか〜って感じで入ってた保険ですが、
いざ退職する際に、
会社の団体保険から脱退してしもたので、
無保険
状態になってしまいました。
まぁ最初はそれでも、なんとかなるやろ思ったんですが、
「もし今の状態で事故に遭って入院することになったらほんまに無一文なってホームレスにマッサカサマやん」
収入保障と医療費はせめて出てほしい、、、
有難いことにある保険会社の方にご相談する機会があったので、
20代が最低限入っておくべき保険とその保障額、ならびにその理由をご紹介します!
加入するタイミング
転職先が見つかっていない場合は、間違いなく退職する前に加入しておくべきです。
無職の状態では、保険料の支払い能力がないと見なされ加入できません。
なお、両親が自営業の場合、実際には就業していなくても、そこの従業員として処理してもらうことが可能です。
ちなみに、専業主婦が何故入れるのかというと、金融庁が定めた方針で専業主婦の年収は850万円と見なされている為です。
さすが。
世の女性には頭が上がらないです。
用意するもの
会社とかで受診したその年の健康診断書のみで大丈夫です!
告知義務と言って、保険会社に健康状態を伝える際に使用します。
「経過観察が必要」
という項目がなければ、問題なく加入いただけます。
もし、あった場合でもその部分には何年間保険金を支払いませんよという限定付きで加入できることがあります。
また、虚偽記載は契約解除、保険金不払いに繋がりますので避けましょう。
後、自身で受診歴とか思い出す必要がありますので、そういう記録などがあるのであれば、手元に置いておくと便利。
どの保険に加入しておくべきか
備えあれば憂いなしと言いますが、保険とか種類ありすぎてほんまに意味わかりません。
なので、どういうときにどれくらいのお金が必要かというところから逆算していくことが一番かと思います。
20代独身の場合なら、最低限必要なのは
•自分の葬式代(親孝行するなら)(いや、まあ亡くならないことが一番の親孝行ですが)
•就労不能の入院費
になってくるはずです。
それが配偶者がいる場合なら、そこに残すお金も必要になってくるので必然的に費用があがってきます。
その点に関して、どれくらいの保険金を残すかは皆様のお心次第です。(笑)
よって私がお勧めする20代で加入しておくべき保険は
・生命保険
・医療保険
と言えます。
海外旅行の際、海外病院での診察・療養にも使用できるので。
保険の種類
医療保険、生命保険には大きく分けて下記の通り、3つの種類があり、
ひと月の保険料は
定期保険<終身保険<養老保険
となります。
①定期保険
その名の通り、ご自身で期間を定めて、契約する保険です。
月々の保険料は契約時の年齢によって定まるため、長期での契約がお得といえばお得ですが、解約したいと思った時(例えば、結婚・出産によって扶養する家族が増えたので保険金を増額したいと思った時)には、解約返戻金はなく今まで払った保険料が掛け捨てになります。
なので、現在の定期保険を解約するか、追加で加入するかの選択を迫られます。
ただ、その分保険料は安く、後の2つの1/5くらい。
②養老保険
貯金型の保険。
保険はほしいけど、何もなかったらお金を返してほしいっていう方はこちら。
死亡保険金が1000万円の契約して、保険期間中に保険金を請求する事由が発生しなかった場合、満期返戻金といって1000万円をもらうことができます。
言うたら、死ななくてもお金がもらえるとても平和な保険。笑
もちろん、そうしたら、保険会社が損してしまうので、月々の保険料はトータルで1000万円を上回りますが、何十年も保険があっても実質払う保険料は20万円ほどで済むといった具合です。
月々の保険料が高いので払える方はこちらを検討していただいたらいいと思います。
③終身保険
こちらは養老保険と違って、満期がなく、保険期間が死ぬまで続くものです。
よって、満期返戻金はありませんが、中途解約することができ、その時に変換される保険料の金額が割と高額です。
詳しくはご自身で見積もりとってみないとわかりませんが、ある程度の貯蓄性があると思ってもらえれば。
ちなみに理由は面倒なので話しませんが、保険会社的に1番儲かるのは終身保険だとか。
以上が3つの違いです。
3つの種類の中ではどれがよいか?
20代の自分にとって、個人的なおススメは断然定期保険です。
定期保険は早くかつ長く契約するほど割安になるので、掛け捨てとは言いますが、最終支払う保険料としては養老保険金とそれほど大きな差はないと思います。
それに保険料が安いため、今、手元にお金が残るっていうのが何より大事で、その分を自己投資に回したりできます。
それにもともと保険ってそういうものですし。
保障額・特約はどれくらい必要か
いざ、保険を決めたら保障額を設定できます。
生命保険に関しては、
独身の場合は、もちろん亡くならないことが親孝行ですが、最悪の事態には両親に葬儀代だけでも残したいと考えたとき、死亡保険金で約200-300万円のものを選択します。
医療保険に関してはその入院費です。
日額は5000円で十分。
それ以上必要となる時は、健康保険の高額療養費という制度があるので、それで賄うことができます。
なので、
いやいや、休んでる時もお金いっぱいほしいねん
っていう方以外は5000円で十分かと。
また、保険金の支給日数ですが、これもミニマムの60日で十分です。
国の方針で健康保険料の負担を減らす為に早く退院させようという動きがすごいので。
白血病とかにならない以外は60日で事足ります。
ガンとか三疾病については上の設定に関わらずどの医療保険も無制限で設定金額が支給されますので。
また、余談ですが、先進医療特約は安いので必ずつきておきましょう。
団体の生命保険入るべき?
大企業にお勤めの場合は団体の生命保険、医療保険が存在します。
月々の保険料は安いし、福利厚生やわ〜
って思ってる方
残念ながら大間違いです。笑
団体の生命保険、医療保険は知らん間に値段が上がっていきます。
何故か。
1年更新だからです。
先に述べたように保険は、早期に契約すればするほど保険料が安いので、必然的に誕生日毎に保険料が上がっていきます。
なので、他の保険の見積もりとかを取らずに団体保険が安いと信じ込んで払い続けると、福利厚生どころか損しかねません。
基本、保険は見積もりを取ってその日に契約ということはあまりないので、
是非気軽な気持ちで見積もりだけでもとってみてくださいな。
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保険は、実は生涯を通せば1,000万円くらい払う人が多いものです。
それだけ大きい金額にも関わらず、その内容を理解している人はかなり少なく、保険会社が勝手に設定した金額の保険で契約してしまう人が多いです。
この機会にぜひご自身の保険を見直してみてくださいませ〜。