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【持株会には入るな!】AFP認定者が考える加入のメリット•デメリット

 

先日、お伝えした通り、私、新卒2年目で退職してしまいました。

 

 

退職にあたってする手続きの1つに

 

 

持株会の退会

 

 

がございます。

 

 

まず、持株会(積水ハウスの場合、育資会という名前でした)とは、

 

社員が自分の勤めている会社の株を定期的に購入する会です。

 

したがって、株式公開していない非上場企業では一般的には持株会はないはずで、いわゆる大企業に多い制度です。

 

福利厚生として挙げられることが多い持株会ですが、実際に1年半入会して感じたメリット•デメリットを紹介致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メリット

 

会社から奨励金が出る

 

どこの持株会でも出資額の10%を奨励金として支給してもらえます。

 

なので、月額10,000円を持株会に投資している場合は11,000円分の株式を購入していることになります。

 

ちなみにこの10%にあたる部分は給与と見なされ、課税対象となります。

 

この場合、年単位で考えると1万円以上の奨励金を受け取ることになるので考えようによっては得に思えますね。

 

 

社内の評定が上がる

 

従業員の大半が株主になるということは株式の分配をするということにつながります。

 

株式保有率によって、その株主の権利が変わるわけで、詳しくは下記のリンクをご確認いただきたいのですが、

 

 

maonline.jp

 

 

平たく言えば、社員1人1人が株式の保有率を高めることで、会社の乗っ取りを防ぐことができます。

 

こういう背景もあり、まぁ実際には闇の部分なんで何とも言えない部分なんでしょうが、

持株会の加入とその保有株数が社内昇進の際の大きな要素となることもあるようです。

 

 

 

 

 

デメリット

 

 

株の売却が手間

 

持株株に入っている株式を売却する際には、株式を証券口座に入れる必要があります。

 

おそらく、何も知らず、持株会に加入した人は証券口座など1つも持っていないことと思います。

 

僕もそうでした。

 

 

手続きから下記のSBI証券の普通口座開設までは2週間ほど。

NISAはさらにそこから2.3週間ほどかかります。

 

 

 

 

更に、笑

口座を開設してから、持株会に対して振替申請を依頼して、持株会から証券口座に移管するのに1ヶ月かかります。

何にそんなに時間がかかるのか理解に苦しみますが。

 

そうなると何が堪らんか。

 

売りたい時(株が上がってる時)、もしくは書きたい時に自由に売れない買えない!!

 

ドルコスト平均法と言って、投資の1つの手法として、毎月一定額を投資することが賢明だという理論がありますが、これは積み立て期間が長くないとリスクの分散効果があまり出ません。

 

実際、僕の加入していた持株会の過去1年の株式価格の変動を挙げますが、売りたい時に売れなかった現在、株価は下がり続けており、かなり損をしてます。

 

 

f:id:tabitatsu:20181024161034j:image

 

ちなみに、現在で約40,000円の赤字となります。泣

 

 

 

持株会で積み立てていた株式はNISAに移行することができない

 

 

NISAでは新規の株式買付が対象となる為、持株会で積み立てていた株式については、NISAの非課税制度を利用することはできず、通常の証券口座に移管することとなります。

 

積み立てた株式をNISAに入れる為にはその通常の口座に移管した株式を一度売却して、また買い直す必要があり、手数料と手間がかかります。

 

それやったら、ハナから持株会に加入せず自分で他社の株式をNISAの口座の入れる方がよっぽど懸命なのかな、、、と。

(自社株を購入することはインサイダー取引にあたり、持株会に加入する以外できない為)

 

 

 

配当金・売却益が課税対象となる

 

これが僕が持株会を嫌う最大の理由ですが、

 

利益に対し、所得税と住民税の計20%が課税されます。

 

ちなみにNISAの口座で保有している株式であれば期間は限定されますが、配当金・売却益ともに非課税。

 

 

 

 

 

以上、メリットとデメリットがある持株会。

 

メリットとしてあげた奨励金は課税を考慮すると大したことなく、本当の意味でのメリットといえば、自社株を買えるということくらい。

 

自己管理ができない人の貯蓄•昇進という観点では、加入する方が良いのかもしれませんが、

早々に転職することなった僕にとっては、色んな企業の話とかを聞いてるうちに、

 

・自社より他社の方が成長が見込めるな

・自社の株は下がる一方なので早く手放したい

 

という思いが強かったので、別の株式を購入しておいた方がよっぽどよかったとかなり後悔しています。

 

 

 

持株会の退会方法

 

最後に、肝心の退会方法です。

 

基本的に退会の窓口は各部署の総務かと思いますが、

職場の方々に退会したことを知られるのが気まずいのであれば、

直接、持株会(本社の総務部)に連絡をとり退会をすることができます。

 

 

その方が不明な点も聞けるので、スムーズかもしれません。

 

必要な情報は

・従業員(会員)コード

・パスワード(当社の場合は新卒入社年次の5月度の給与明細に記載されてました。)

面倒くさがられますが、わからない場合、最悪、聞けば調べてくださいます。(笑)

 

あと、その際、振替申請(持株会の株式を証券口座に移管する申請)だけ、どのタイミングでだれが行うかを確認しておいたほうが良いです。

基本的には持株会の方で処理してもらえると思いますが、先述の通り、かなり時間がかかるので。

 

 

保有持株会を続けるも退会するも、いずれは引き出す際に証券口座の開設が必要になるので、

いざという時、僕みたいにイライラしないで済むよう今のうちに口座だけは開設しておくことをお勧めします。

 

 

 

 

NISAを開設したい方も、

まずは、上記から普通口座の開設する必要があります。

 

 

イメージとしては保険の特約と同じ感じなので、NISAだけを単独で開設することほできません。

 

ちなみに、特定口座については

「特定口座を開設し、源泉徴収を選択する」

にしておくのがベター。

 

 

以上、めんどくさいからと言って放っておくと後々面倒なので、今のうちに何かしらの対策を!!