こんにちは!
メルボルンにて、ケンブリッジ英検のCAEの準備コースを死に物狂いで修了しました。笑
FCEコースを修了してからCAEの合格圏内に達するのに1年はかかる言われている中、FCE修了後すぐに強行受講。
スタート時は全体で3割だったスコアも最終的に6~7割を推移するレベルまで押し上げることができました。
これもひとえにギリシャ人教師のおかげです、、、笑
アリストテレスをはじめ、スパルタの語源もギリシャにあるのでやはり教育にはストイックな国民性なのでしょうか?
ほんと、何回コースをドロップアウトしようと思ったことか。笑
まあ、そんな熱血講師のもと、ハイスコア取得のためのtipsを伝授してもらったので、今回はそれを公開しちゃいます!!
そして、過去問だけでなく、有効な模試の教材についても紹介していこうと思います。
もとより、日本国内ではその具体的な対策な過去問をやってなれるしかないといわれていますが、そんなことはないです。
試験ごとには必ずその最適勉強法がある!!
日本にも、ケンブリッジ英検のコースは存在しますが、実際どんなことを教えているんでしょう。
わかりませんが、ぜひ勉強に行き詰った方、これから勉強される方はご一読ください!
- part1(語句選択)
- part2(語句記述穴埋め)
- part3(語句変換)
- part4(文章言い換え)
- part5(文章読み取り)
- part6(レビューの観点整理)【CAE以降のみ】
- part7(段落穴埋め)【FCEではpart6】
- part8(論点当てはめ)
part1(語句選択)
空欄に入る適切な word を選択する問題です。
そしてこの選択の際に注意するポイントは下記の3点だけです。
・コロケーション
コロケーションとはなんぞや。
と馴染みのないないひとも多いと思いますが、
これ、実は日本人もよく使用しているものなんです。
例えば、
「なめまわすように見る」
ということをオノマトペを用いて表現する場合、
「ジロジロみる」
と言うはずです。
なめるという言葉が入ってはいるものの、決して
「レロレロみる」
とは言いません。
変態感がすごいですからね。
そういった定型句のような表現が英語にもあります。
そのような言葉と言葉のリンクをコロケーションといい、
これまた問うてくるんです。
対策
コロケーションなんか日本の学校で習ったことないですよね。
そもそも我々も日本語のそれらについて習うことなんてほとんどありません。
ということはもちろん有効な単語帳が出ているわけがない。
じゃあ、どうするのか。
下記サイトにまとめています!
part2(語句記述穴埋め)
正直、part1~4の中ではここが日本人にとっては鬼門です。
TOEICには出題されない「冠詞」を嫌がらせのように問うてきます。
他の言語には複数形や冠詞に似たものの考え方があり、とっつきやすいのですが、そのような概念が母国語にない日本人はもれなく苦戦することになるでしょう。
穴埋めで狙われやすい言葉
とっつきにくい単元ではあるものの、統計で、穴埋めで狙われやすい語句というものは明らかになっています。
文の構造を把握しているかという厄介なものも中には含まれますが、レアなので、もしどうしてもわからない場合は、下記のサイトでお勧めしている頻出語句を入れておくのも有効かと思います。
part3(語句変換)
文字通り、与えられたwordを文の構造的に正しい形にして置き換える記述式です。
いわば
名詞、形容詞(接頭辞変換含む)、動詞、副詞
文の構造なんてもんは、文法に強い日本人であればどの形が入るかはお茶の子さいさいで判断できると思うので、
あとは、その変形の形を知っているかどうかです。
注意点
ここで、一番起こってしまう問題はうっかりミス
正しい答えを知っているにも関わらず、
・綴りを間違える
・文章をよく読まずに接頭辞をつけない形容詞で満足してしまう
接頭辞とは
「un, ir, in, im」などの形容詞を否定形にするために形容詞の頭に付け加えるものです。
FCEはまだしも、CAEでは時間との闘いになり、ついここを横着してしまいがちですが、確実な得点源なので落とさないようにしましょう。
part4(文章言い換え)
与えられた文章と同じ意味になるように、指定された語句を用いて文章を成立させる問題。
FCEでは使用できる語数が2~5語
に対し
CAEでは3~6になります。
対策
熟語や文の構造、細かい文法などの知識が必要になるため、一番勉強しても得点が伸びにくい分野です。
何が言いたいかというと、
じゃあ、このパートは集中的に対策しなくていいや~
ってことなんです。
テキトーなのではなく、本当に。
他の単元を勉強しているうちに自然に身についていくパートなんです。
もし、それでも苦手なので集中的に勉強したい!って方は
似たような形式の問題を解くか、文法問題(inversion, fronting, imaginary, modal verb, phrasal varb など)を重点的に行うのが良いと思います。
が原則お勧めしません。
part5(文章読み取り)
1つの話者による長い文章があり、その内容について設問を解いていくという一番オーソドックスな読解問題。
問われる内容としては
・ある事象に対する要約(1番問われる)
・writerが示唆すること
・文章全体の要旨(ないときもありますが、必ず設問の最後にきます)
有効な問題の解き方
ポイントは、下記サイトにてご紹介してます。
part6(レビューの観点整理)【CAE以降のみ】
リーディングパートの最難関ではないでしょうか。
レビューというだけあってボキャブラリーが難解なうえ、着目するポイントが難しい。
設問毎の観点から見たときに、他のレビュワーと意見が違う・同じ者はどれか。
というなんともトリッキーな問題。
なんなら、実際に解いてみないと、問題の説明をすることすら難しい。笑
慣れるには、コツと相応の練習が必要です。
解き方
まず、やらなければいけないことは設問に目を通すこと。
設問が、
「他のレビュワーと意見が異なる・同じ者はどれか」
なのか
「A(もしくはB,C,D)と意見が異なる・同じ者はどれか」
なのか。
前者であれば、答えはA,B,C,Dの4通りになりますし、
後者であれば、設問のレビュワーを除いた3択になります。
その後、各レビューを読んでいくのですが、各レビュワーごとに
設問1の観点に関してはどうか。
設問2、3,4に関してどう言及しているかを確認していきます。
ただ、設問がいやらしい聞き方をしてくるので読めば読むほど混乱しがちなパートなのですが、問題の本質さえ知っていれば、簡単に答えを導きだすことができます。
part7(段落穴埋め)【FCEではpart6】
FCEではこの穴埋めが1文章のみなのに対し、CAEでは、1段落がまるまる抜けています。
よって、文章全体を読んで、トピックの変遷をつかみながら、代名詞などのヒントを通じて、適切な段落を選択しなければなりません。
何度も読み直す必要があるので、最も時間のかかるリーディングパートだといえます。
対策
重要なのは、順番です。
他のパートでは設問を先に読むことを推奨していますが、このパートにおいてだけは、先に文章をすべて読みます。
一問ずつ解くことはしません。
そして、文章を読みながらすることが大きく二つあります。
part8(論点当てはめ)
4~6人のwriterがいて、それぞれが話題として触れていることをくみ取れるかという問題です。
問いは10問あり、各1点なので、ほかの読解の問題が各2点なのと比べて配点が低いです。
つまり、それだけ得点がしやすいということ。
確実に時間をかけて全問正解するつもりで読みましょう。
対策
時間配分
なにを優先的に解くかを全体の試験を通して理解することが重要です。
ケンブリッジ英検の統計で、高得点を記録する学生の試験の解き方があるようで、それをまとめました。
以上がリーディング、UOEパートの具体的な概要とその対策法になります。
もちろん、実力で解く方も中にはいらっしゃるかと思いますが、
最短合格を目指すのであれば、攻略法はとても有効です。
事実、私が、1年かかるといわれたレベル到達までに2か月で到達したのですから。
今後は、ライティングセクション・リスニングセクションについても開示したいと思っておりますので、ぜひチェックしていただけると幸いです!!